ベランダや庭のあきスペースで手軽に野菜を育てるのに、まず必要になるのがプランターです。
プランターとは、野菜やハーブ、草花などを育てる容器全般のことで、材質は素焼きとプラスチック製が主流です。
野菜づくりをするときに、野菜選びと同じくらいに重要なのがプランター選びです。
ホームセンターや園芸店などの売り場に行くと、さまざまな大きさや形のプランターが並んでいて、どれを選んだらよいか迷ってしまいます。
野菜のサイズに合わせて選ぶのが基本ですが、土が多ければ多いほど土が乾きにくく、根もよく張って野菜もよく成長します。
スペースがあれば大型のプランターをおすすめします。
さまざまな素材があります
野菜用のプランターの多くはプラスチック製で、軽量で持ち運びしやすいのが特徴です。
デザイン性に優れる素焼きのプランターもありますが、プラスチック製に比べてかなり重いので、大型の素焼きのプランターに土を入れると移動できなくなります。
[プラスチック製]
・軽くて扱いやすい
・耐久性がある
・水もちがよい
・低価格
[素焼き]
・通気性がよい
・水はけがよい
・デザイン性に優れる
土は多いほどいい
プランターで野菜を育てる場合、野菜が水分や養分を吸収できるのはプランターの中の土からだけです。
そのため、できるだけ多くの土が入るプランターで育てることが重要です。
材質や見た目のよさ、置き場所などを考慮のうえ、たくさん土が入るプランターを選んでください。
大型のプランターをおすすめします
幅72cm、高さ26cm、奥行き39.5cm、容量は48Lで、土がたっぷり入る大型のプランターをおすすめします。
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プランター栽培の場合、野菜が水分や養分を吸収できるのはプランターの中の土からだけです。
そのため、できるだけ多くの土が入る大型のプランターで育てることがポイントです。
小さなプランターをたくさん並べるとおしゃれですが、水やりや追肥などの管理をまめにしないとなりません。
大型のプランターのほうが、日々の手入れは楽です。
また、同じスペースでも、混植(寄せ植え)ならたくさんの種類を育てられます。
大型のプランターは土がたくさん入ってしまいますが、ネットに入った鉢底石をプランターの底に敷き詰めることで、野菜に合わせて土の量を調整できます。
プランターは地面に直接置かない
プランターは、適度に間隔をあけ、風通しをよくします。
また、プランターを地面に置くときには、直接置かずに、ポットフィート(台)やレンガを敷き、プランターの下に空間をつくります。
そうすることで、空気の通り道ができ、湿気を防止します。
培養土の袋でも栽培できる
培養土の空き袋や、培養土をそのまま利用して野菜を育てることもできます。
培養土の袋を利用した袋栽培は、土がたっぷり入るので、ミニ大根やミニゴボウなども育てることができます。
培養土の袋を利用する際は、必ず底と側面に水抜き用の穴をあけます。
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