大根は根が土の中に長く伸びるため、深さのある培養土袋で育てるのに適しています。
収穫したときの大きさと重みに感動すること間違いなしです。
とれたての新鮮な味もぜひ楽しんでみてください。
ここでは、培養土袋での大根の育て方をご紹介します。
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育てやすい品種
青首大根が育てやすくておすすめです。
[耐病総太り]
ロングセラーの青首大根。
作りやすく、肌は白くてツヤがあり、おいしい大根です。
1 培養土と種を準備
培養土や種は、ホームセンターや園芸店などで購入できます。
培養土の大きさは40L、「元肥(肥料)入り」の培養土を購入してください。
ホームセンターや園芸店などで大根の種を購入してください。
2 種まき
袋の中に水がたまらないようにするために、袋の辺の左右の角(地面に接する方の角)を5~10cmの二等辺三角形を作るようにハサミで切ります。
さらに、袋の下から20cmくらいのところに、ドライバーや割りばしで20~30か所ほど穴をあけます。
20cm間隔をあけて2か所に3~4粒ずつ、指で深さ1cm程度の窪みをつくって種をまき、土を被せて手で軽く押さえます。
種まきの後、水をたっぷりとやります。
3 防虫ネットで覆う
大根は害虫の芋虫が付きやすいため、種をまいたらすぐに防虫ネットで覆います。
これらの資材(防虫ネット、U字支柱、麻ひもなど)はホームセンターや園芸店などで購入できます。
4 水やり
土の表面が乾いている場合は水をたっぷり与えます。
水やりのときはたっぷり与えますが、必要以上に水やりをしないように注意します。
5 間引き
本葉1枚までに1か所2本に間引きます。
本葉4~5枚までに1か所1本に間引きます。
6 追肥(肥料)
間引きの後、化成肥料を株から少し離してまき、肥料を軽く土に混ぜます。
肥料は、「住友化学園芸 マイガーデンベジフル」が使いやすくておすすめです。
以降は、20日置きに追肥します。
7 防虫ネットを外す
生育が旺盛になり防虫ネットの中が窮屈になってきたら、防虫ネットを外します。
防虫ネットを外すと芋虫などの害虫が発生しますので、よく観察して、見つけたら早めに駆除します。
8 収穫
根がじゅうぶんに太ったら、両手で引き抜いて収穫します。
収穫が遅れて大きくなりすぎると根の中心にす(空洞)が入りやすくなるので、大きくなったら早めに収穫しましょう。
動画にしました
動画の後半には、切り干し大根の作り方をご紹介してますので、見てみてください。