野菜を育ててみたいけれど、「資材をそろえるのにお金をかけるのはイヤ」と思う人もいるはずです。
そんな人におすすめなのが、100均一です。
100円均一のダイソーを利用することで、プランター(植木鉢)、土、鉢底石、肥料、支柱、防虫ネット、種子(2種類)をわずか1080円でそろえることができます。(※2019年5月11日現在)
ビギナーの方も、まずは100円均一からはじめてみませんか?
100円均一でそろえよう
野菜を育てるのに必要なものは、プランター、土、肥料、種子です。
そのほかに、防虫ネットがあると野菜を害虫から守ることができて便利です。
これらの資材や種子を100円均一で低価格でそろえることができます。
プランター(植木鉢)は、できるだけ容量の大きいものを選びます。
土が多ければ多いほど土が乾きにくく、根もよく張って野菜もよく成長します。
土は、プランターに必要な分を購入します。
肥料は即効性のある化成肥料を購入します。
元肥や追肥に使用します。
種子は、2点で100円ですので、混植するとよいでしょう。
生育の早いラディッシュとレタスサラダミックスがおすすめです。
あとは、害虫から野菜を守るための防虫ネットと支柱を購入します。
計1080円でそろえることができました。
育ててみよう
それでは実際に育ててみましょう。
鉢底石をネットに入れます。
※ネットは別売です。ミカンネットなどで代用できます。
鉢底石をネットに入れることで、栽培が終わった後に簡単に鉢底石だけを取り出すことができて便利です。
鉢底石をプランターの底に敷きます。
土をプランターに入れます。
土に元肥(肥料)が含まれているかを確認します。
購入した土には堆肥が含まれていますが、堆肥は肥効性が低いため、化成肥料を一握りほど土に混ぜ込みます。
肥料がじゅうぶんに含まれている場合は、化成肥料を入れる必要はありません。
水をたっぷりとやります。
種をまきます。
混植するため、半分の位置に印をして、ラディッシュとレタスサラダミックスを半分ずつまきます。
種まきの方法は通常の育て方と同じですが、プランターが小さいため、条間を5cm、株間を1~2cmで種をまきました。
野菜の育て方はこちらを参考にしてください。
→ 野菜別の育て方
再度水をやります。
支柱を立てます。
上部を付属の針金で縛って固定します。
防虫ネットを被せ、下の方をひもで縛ります。
日当たりのよい場所に置き、土の表面が乾いたら朝に水をたっぷりとやります。
双葉が開いたら、2cm間隔になるように間引きます。
本葉が1~2枚になったら、2回目の間引きをして5cm間隔にします。
2回目の間引きのあと、化成肥料で追肥します。
ラディッシュは根が直径3~4cmくらいになったら収穫します。
レタスサラダミックスは混み合ったところから収穫します。
間引きながら必要な分を収穫していくとよいでしょう。