ベランダや庭にプランターを置いて野菜を作るのは、畑でつくるのとは異なる問題があります。
これらを解決していけば、さらに野菜づくりが楽しくなるでしょう。
目次
まずは少な目に育てよう
あれもこれもつくりたくなって、プランターをいくつも買ってしまいがちですが、あまりたくさんになると、日あたりや風通しが悪くなって病気が発生しやすくなるだけでなく、手入れが大変になって面倒になってしまうものです。
まずはプランター一つからはじめて、栽培に慣れてから少しずつふやすようにしましょう。
初心者は育てやすい野菜からはじめよう
はじめてプランターで野菜を育てるとき、種をまいたら早く収穫の喜びを味わいたいですよね。
ホウレンソウや小松菜などの葉もの野菜、ラディッシュや小カブといった生育の早い野菜なら、種まきから短期間で収穫でき、間引き菜も楽しめます。
まずは簡単な野菜から育てて、自信をつけましょう。
作業台を設置しよう
種まきや苗の植えつけなど、しゃがんだ姿勢で長時間作業するのは大変です。
作業台があると、立って作業ができてずっと楽になります。
折り畳み式で仕舞える作業台と椅子があるとよいでしょう。
水やりはホースを使おう
プランターが2つ...3つ...と数が多くなってくると、ジョウロで水やりをするのは、水道とプランターの往復が多くなって大変です。
とくに暑い夏場は夕方にも水やりをすることもあるで、手間がかかります。
そこで、どこかでホースを使った水やりに切り替えることをおすすめします。
水道の蛇口をひねればすぐに水が出るので、負担がぐっと軽減されます。
収穫かごを用意しておこう
収穫したナスの実が2個、3個だけなら持って家に入れますが、5個、6個となると、手がふさがって玄関のドアが開けられなくなってしまいます。
また、葉もの野菜と実もの野菜の収穫が重なると、プランターと家を何度も往復することになります。
玄関や物置の中などに収穫かごやハサミを置いておくと、欲しいときにすぐに収穫できて便利です。
育てた野菜から種をとってみよう
自分で育てた野菜から種をとることもできます。
しかも、その種からまた野菜をつくることができるので、経済的ともいえます。
キュウリ、トマト、ナス、ピーマンなどの実もの野菜は、実を完熟させてから種をとり出します。
枝豆、インゲンなどの豆類は、カラカラに枯れるまで待ちます。
ホウレンソウ、小松菜などの葉もの野菜は、トウ立ちして花が咲いたあとに種ができます。
とった種は、よく乾燥させて、のりやお茶の空き缶や封筒に乾燥剤とともに入れて、涼しい場所で保存しましょう。
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自分で育てた野菜から種をとってみよう(種とり)
写真を撮って記録を残そう
夏休みを利用して、お子さんとプランター栽培を楽しまれる方もいらっしゃると思います。
野菜を育てるだけでなく、野菜を育てた過程で写真を撮って、栽培日記を作って楽しむのもよいでしょう。
ネットでは無料で手軽にブログをはじめられるので、ブログに記録を残して知り合いに紹介すれば、楽しさをみんなで共有することもできます。