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ジャガイモは芽を出すまでの休眠という特性があり、品種によって休眠期間の長短が異なります。
芋が休眠してると、植えてもすぐには芽が出ないので、秋作では休眠期間の短い品種を選ばなくてはなりません。
また、秋作は暑い時期に栽培するので、暑さに強い品種を選びます。
秋作に適した品種であれば、春作で作った芋を種芋にできますが、ウイルス病に感染している可能性があるので、かならず専用(ウイルスフリー)の種芋を用意してください。
ここでは、休眠期間の短い秋作に適した品種で、初心者でも栽培しやすい品種を紹介します。
ニシユタカ
楽天:種芋 ニシユタカ
デジマを母とした品種で、暖地で多く栽培されています。
ホクホクした食感とあっさりした味、煮崩れしないのが特徴で、煮物や炒めものに最適です。
生育は中程度の中生種で、芋の大きさや揃いが良く、春作・秋作共に多収で、収量はデジマに勝ります。
デジマ
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暖地で定番の品種です。芽が浅く、芋の外観に優れ、食味もとても良くて人気です。
デンプン質が高くて煮崩れしやすいので、粉ふきいもやポテトサラダなどに最適です。
生育は中よりやや長い中晩生です。秋作での初期の生育に優れ、多収ですが、ニシユタカよりもやや劣ります。
アンデス赤(アンデスレッド)
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肉食が鮮やかな黄色で、食味が抜群が良く、外皮が赤いのが特徴です。
舌触りは滑らかで、カロテンやビタミンCを多く含みます。
生育は中程度の中生種です。病気に強く、収量にも優れ、育てやすい品種です。
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