ホウレンソウの育て方とコツ|「秋まき・冬どり」が簡単でオススメ

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栽培中のホウレンソウ

(栄養野菜の代表格)

ホウレンソウは、栄養が豊富として知られ、食卓に欠かせないおなじみの野菜です。冬に収穫すると、霜や寒さに当たって葉が肉厚になり、糖度が高くて甘い濃厚な味を楽しむことができます。

葉がギザギザしていて株元が赤くなる東洋種と、葉が丸い西洋種があり、西洋種と東洋種との長所をもつ交雑種などもあります。西洋種は種類が多く、季節ごとに適した品種を選べば周年栽培することも可能です。

ホウレンソウの栄養

緑黄色野菜の王様といわれるほどに栄養価の高い健康野菜で、食物繊維、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄分など、どれも豊富に含みます。

ホウレンソウの栽培

ホウレンソウは耐寒性が強く、冬でも育てられる一方、高温な夏は育てにくい作物です。また、春まきでの夏どりではとう立ちする心配があるため、初心者は秋まきして冬に収穫するのが簡単でおすすめです。

ホウレンソウの育て方

栽培中のホウレンソウ

ホウレンソウの育て方のコツ

  • 秋まきの冬どりが育てやすい。
  • 種まきや収穫の時期にあった品種を選ぶ。
  • 発芽しやすいネーキッド種子を使用する。
  • 酸性の土壌に弱いので、苦土石灰を多目に施して中和する。
  • 種を数回に分けてまくことで、長く収穫することができる。
  • 硬い果皮に覆われた種子は、一昼夜水に浸してからまく。
  • 晩秋や早春の低温期の種まきでは、寒冷紗や不織布をベタがけして保温する。
  • 発芽するまでは水やりをして乾燥しないように注意する。
  • 春まきは、とう立ちの心配があるので、早めに収穫する。
  • 秋まきは、とう立ちしだす3月中旬までに収穫する。
  • 11月以降の厳寒期で株が十分に生育していない場合は、寒冷紗を張って防寒する。

ホウレンソウの栽培時期

ホウレンソウの栽培時期

※品種や地域によって栽培時期は異なります。事前に確認してください。

冷涼な気候を好むホウレンソウは、高温になる夏は育てにくいので、初心者は秋まきして冬に収穫するのが簡単でおすすめです。

ホウレンソウの種を準備する

ホウレンソウには東洋種と西洋種、最近では優れた交雑種が育成されており、季節ごとに適した数多くの品種があります。種まきや収穫の時期にあった品種を選ぶことが大切です。

また、品種によっては、発芽しやすいように硬い種皮が取り除かれたネーキッド種子があります。

ホウレンソウのトライ

畑の準備をする

ホウレンソウは酸性に傾いた土壌に特に弱く、酸性の土壌では発芽しても育ちません。ですから、種まき2週間前までに苦土石灰を畑全体に多目に入れて耕して中和しておきます。

種まきの1週間前になったら、堆肥と化成肥料を入れて耕し、畝を立てます。

ホウレンソウは一般的に露地(マルチをしない)で栽培しますが、点まきや、すじ条にカットしたマルチで栽培することもできます。マルチ栽培した方が、雑草の抑制になり、保温・保湿で生育が早くなります。

ホウレンソウを栽培する畑の準備

ホウレンソウの種をまく

晩秋や早春の低温期に種をまく場合は、寒冷紗や不織布をベタがけすると発芽しやすくなります。

ホウレンソウは生育が早くても収穫時期が短いため、種を数回に分けてまいて、長く収穫します。

硬い果皮に覆われた種子は発芽しにくいので、一昼夜水に浸してからまきます。ネーキッド種子は発芽しやすいので水に浸さずにまきます。

15cm間隔で浅いまき溝をつくり、1cm~2cmの間隔で種をまき、土を1cmほど被せます。

種まき後は、たっぷり水をやり、発芽するまでは水やりをして乾燥しないように注意します。

ホウレンソウの種まき

間引きをする

発芽して本葉が2枚になって混み合ってきたころ、株同士の葉が触れないように間引きをします。生育の悪いものや色の悪い株を抜きます。

本葉が5枚になったころ、混み合ったところをもう一度間引きます。最終的に株間が10cmくらいになるように間引きます。

  • 1回目:本葉が2枚になったころ。
  • 2回目:本葉が5枚になったころ。
  • 最終:株間が10cmくらいになるように。

追肥

ホウレンソウの栽培では基本的に追肥はしませんが、葉色が薄いようであれば、液肥を与えます。

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寒さを防ぐ

寒さに比較的強いホウレンソウですが、11月以降の厳寒期は成長しなくなりますので、株が十分に生育していないようであれば、寒冷紗を張って防寒します。ただし、十分に生育していると大株になり過ぎますので、防寒の必要はありません。

収穫する

収穫時期のホウレンソウ

大きくなった株から順次間引きながら収穫して、背丈が20cm~25cmになったころから収穫を始めます。

春まきはとう立ちが早いので、茎が立ちあがる前に収穫します。秋まきも株の大小に限らず3月の中旬すぎから急にとう立ちしますので、それまでには収穫を終わらせましょう。

収穫したホウレンソウ

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