(過去に大きく育てたタアサイ)
タアサイは味にクセがなく、繊維質も少なく、好きな野菜のひとつです。
なんどか大きく育てたことがあり、緑の花が咲いたような姿は見事でした。
でも、株間は30cmも必要だし、栽培期間は長いしで、狭い菜園にはちょっとな~、と思ってました。
そこで、タアサイを密に栽培すれば、たくさん採れるのでは?と考えました。
種まき(10月2日)
去年に使って余ったタアサイの種を使用し、マルチを張ってすじまきしました。
害虫の予防に防虫ネットでトンネルしてます。
間引き収穫しながら徐々に株間を広げていきます。
間引き1回目(10月18日)
問題なく発芽し、すじまきでも順調に育ってます。
込み合ってきたところを間引きました。
間引き2回目(10月25日)
1回目の間引きから一週間が過ぎました。
広がるスペースがないですが、順調に育っています。
また込み合ってきたので、間引きました。
間引き収穫(11月6日)
立性で育ってます。
株間を間引き収穫しました。
まだ小さ目です。
収穫(11月19日)
一番手前の列はすでに収穫しました。
株間を間引きしてきたので、株が少し広がってます。
やはり、思った通りで、密に栽培した方が、短期間で作れて、たくさん収穫できます。
密栽培のタアサイを食べて思うに
密に栽培したタアサイは、小松菜のようなすじがあり、小松菜のような味がします。
なんでだ?と思って農家さんに聞いてみると、「寒さにあたって美味しくなるんじゃないの?」とのことでした。
狭いスペースでたくさん採れるので家庭菜園に向いてますが、密に栽培すると出来上がりが小松菜のようになってしまいます。
密栽培では短期間で作れたため、霜に当たらず、まだ本来の美味しさになってないのかもしれないです。
密栽培したタアサイは、葉が縮れいるだけで、小松菜との違いがあまりわかりませんでした。
最近は密栽培のタアサイに似た「ちぢれ小松菜」なるものが出回ってますが、タアサイなんじゃないの?って思ってしまいます。