スイスチャードの育て方とコツ|カラフルな色彩が魅力

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スイスチャード

スイスチャードは、葉柄や葉脈が色づくのが特徴で、赤、ピンク、白、緑、黄、オレンジなど、料理に彩りを添えてくれます。

地中海、中近東が原産で、暑さ寒さに強く、ほぼ一年じゅう栽培できることから、「不断草(ふだんそう)」の和名がついています。

独特のえぐみがあり、ゆがいて水にさらし、アク抜きをしてから料理に利用しますが、最近はアクの少ないブライトライトなどの品種もあります。

葉もの野菜の少ない夏にも栽培でき、ビタミンAやカルシウムなどを豊含み栄養価も高いので、育てておきたい野菜のひとつです。

栄養

ビタミンB2、カリウム、鉄などが豊富で、ビタミンEも多く、美肌効果も期待できるといわれています。

やわらかい若い葉は生でサラダに、大きく育った葉は炒めもの、和えものなど、ホウレンソウと同じように使えます。

えぐみが苦手な人はベビーリーフで利用するとよいでしょう。

ベビーリーフで楽しもう

スイスチャードには、ホウレンソウを泥臭くしたような独特の風味と、えぐみがあります。

マイルドな味が好きな人には、ベビーリーフで味わうのがよいでしょう。

草丈10~15cmまで間引かずに育て、抜き取って収穫します。

すぐに大きくなってしまうので、2週間~1か月おきに少しずつ種をまいていくと長く楽しめます。

スイスチャードの育て方

スイスチャード

暑さ寒さに強く、冬を除いてほぼ栽培でき、病気や害虫の心配もほとんどないので、手がかからない野菜です。

生長するにしたがって1株がおおきくなるので、株間をあけるためにも、間引きながら収穫し、大株に育ったらかきとりながら収穫すると長く楽しめます。

ベビーリーフで利用する場合は、種まきから約2週間で収穫できます。

概要

生育温度 15~20℃。
土壌酸度 6.0~7.0。
連作障害 あり。1年以上あける。
育てやすい品種 アイデアル、ブライトライトなど。
元肥 苦土石灰と元肥を入れる。
種まき時期 春~秋。
種まき方法 畝幅:90cm。
マルチ:しなくてもいいが、した方が管理が楽に行え、防寒対策にもなる。
種まき方法:条(すじ)まき。
条間:20cm。
栽培中の管理 害虫対策:防虫ネットでトンネルした方が安心。
間引き:本葉5~6枚までに株間10cm。
追肥:生育が遅れていたら液肥を与える。
収穫 草丈が15~20cmくらいになったら収穫。
大きく育てたい場合は、1株おきに収穫し、株間を20cmくらいに。
病害虫 害虫:オンブバッタ、コオロギ、タネバエ、ネキリムシ、シロオビノメイガ、ネコブセンチュウ、ハダニ類、アブラムシ類、ヨトウムシ類など。
病気:立枯病、炭そ病、べと病、萎黄病など。

ポイント

  • 酸性土壌を嫌うので石灰類をまく。
  • 間引きながら大きく育てる。

栽培時期

スイスチャードの栽培時期

※地域によって栽培時期は異なります。事前に確認してください。

暑さ寒さに強く冬を除いてほぼ栽培できますが、初心者には病害虫が少ない秋まきがおすすめです。

育てやすい品種

アイデアル、ブライトライトなど。

[アイデアル]
作りやすいスイスチャードで、7色の色合いが楽しめます。
夏場の野菜として作りやすく、一株どりや、大株に育ててかき菜として収穫することもできます。
カラフルなので、観賞用にも利用できます。

[ブライトライト]
一般的なスイスチャードと比べてアクが少なく、サラダ用としても利用できます。

畑の準備

準備した畑

スイスチャードは連作を嫌うので、1年以上あけます。

酸性の土壌を嫌うので、種まき前に必ず石灰などで酸度を調整し、耕しておきます。

種まきの2週間前に苦土石灰をまいて耕し、1週間前になったら堆肥と化成肥料を施してよく耕し、畝を立てて黒マルチを張ります。

黒マルチは、雑草の抑制や、保湿や地温を上げる効果に期待できます。

種まき

スイスチャードの種

スイスチャードはホウレンソウの仲間で、種がかたいので、ひと晩水に浸けてからまくと、発芽しやすくなります。

マルチを20cm間隔ですじ状にカットし、切り込みに支柱などを押し当てて浅い溝を作ります。

溝に2cm間隔くらいで種をまき、土を被せて軽く鎮圧し、水をたっぷりやります。

害虫対策

防虫ネットでトンネル

スイスチャードは害虫は少ないですが、カメムシやヨトウムシがつくことあるので、種をまいたらすぐに防虫ネットでトンネルすると安心です。

間引き

本葉5~6枚のスイスチャード

本葉が出そろったころに5cm間隔に、本葉5~6枚になるころまでに10cm間隔にします。

間引きをしたら株元に軽く土を寄せ、株が倒れないようにします。

間引いた株は捨てずにベビーリーフとしてサラダに利用するとよいでしょう。

手入れ

防虫ネットでトンネルしてもアブラムシやヨトウムシなどがつくことがあるので、こまめに観察して、見つけしだい取り除きます。

追肥

スイスチャードの栽培では基本的に追肥はしませんが、葉色が薄いようであれば、液肥を与えます。

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収穫

収穫適期のスイスチャード

草丈が15~20cmくらいになったら収穫します。

ハサミで株元を切り取って収穫します。

大きく育てたい場合は、間引くように1株おきに収穫し、株間を20cmくらいにします。

大きく育ったら、やわらかい葉を摘みとって収穫します。

育ちすぎるとアクが強くかたくなるので、早めに収穫します。

収穫したスイスチャード

病害虫

スイスチャードはホウレンソウと同じアカザ科の野菜なので、ホウレンソウに発生しやすい病気と害虫に注意します。

暑さに弱いので、高温多湿では褐斑病などが発生しやすくなります。

害虫では、ヨトウムシが発生しやすいので、早めに対処しましょう。

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