ミニ人参の育て方とコツ|手軽に収穫できる小型の人参

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ミニ人参

人参は、体内でビタミンAに変わるベータカロテン、カリウム、食物繊維といった美容によい栄養素を豊富に含んだ根菜です。

なかでも長さ10cmほどにしかならないミニ人参は、ひと口人参とも呼ばれ、肉質がやわらかく、青臭さが少なくて甘みが強いのが特徴で、そのままの形で野菜スティック、サラダ、スープ、シチュー、ソテー、ピクルスなどに利用できます。

ミニ人参は、極早生で、種まきから収穫まで70~80日程度と、短期間で収穫でき、育てやすくて家庭菜園でも人気です。

葉もビタミンやミネラルをきわめて豊富に含む緑黄色野菜で、お浸しなどで美味しく食べられますが、キアゲハの幼虫の大好物なので、防虫ネットでトンネルすると安心です。

※人参の特徴や栄養、普通サイズの人参の育て方はこちら。
人参の育て方とコツ

栽培時期

ミニ人参の栽培時期

※品種や地域によって栽培時期は異なるので、事前に確認してください。

育てやすい品種

ベビーキャロット、ピッコロ、パックン丸など。

[ベビーキャロット]
ソーセージ型の小型のミニ人参で、種まき後70~80日くらいで収穫できます。
甘みがあり、丸のままサラダやつけ合わせなどに利用できます。

[ピッコロ]
ソーセージの形に似た小型のミニ人参で、種まき後70~90日くらいで収穫できます。
肌、芯ともに鮮紅色で美しく、肉質は歯切れがよく、やわらかで甘みがあります。

[パックン丸]
根の部分が丸型になるミニ人参で、種まき後80日前後で収穫できます。
草丈が低く、立性で密に栽培できます。

畑の準備

畝

ミニ人参は連作障害がでにくいですが、できれば1年はミニ人参を含むセリ科の野菜を栽培していない場所を選びます。

また、ミニ人参は追肥しないでも育つので、元肥をしっかり入れておきます。

種まきの2週間前に、苦土石灰をまいてよく耕し、1週間前に、堆肥と化成肥料を施してよく耕し、畝を立てて黒マルチを張ります。

黒マルチは、雑草の抑制や、地温を上げる効果に期待できます。

種まき

ミニ人参の種まき

マルチを15~20cm間隔ですじ状にカットし、切り込みに支柱などを押し当てて浅い溝を作ります。

溝に1cm間隔で厚めに種をまき、土をごく薄く被せて軽く鎮圧し、水をたっぷりやります。

ミニ人参の種は好光性の種子なので、種の上に土を厚くかけすぎると発芽を妨げます。

また、ミニ人参は発芽しにくく、土が乾くとうまく発芽できないので、乾かさないように水をやることが大切です。

キアゲハに注意

防虫ネットでトンネル

たいした害虫はなく、それほど被害はありませんが、葉はキアゲハの幼虫の大好物なので、防虫ネットでトンネルすると安心です。

間引き

ミニ人参の間引き

葉が3~4枚になるころまでに株間が5~6cmくらいの間隔になるように間引きます。

間引きのときに根が露出していたら土をかけて光が当たらないようにしておきます。

収穫

収穫適期のミニ人参

種まきから70日、根の太さが2~3cmになったものから引き抜いて収穫します。

とり遅れると根が縦に割れるので、早めに収穫するように心がけましょう。

収穫したミニ人参

プランターでミニ人参を育てよう

プランターで育てたミニ人参

庭や畑でなくても、プランターでミニ人参を育てられます。

プランターは大きめの48Lを使用し、培養土を入れたら、条間10cmですじまきします。

種をまいたら、プランター専用の支柱・防虫ネットセットを使用してキアゲハなどの害虫を寄せつけないようにします。

発芽後は、間引きを2回行い、本葉2~3枚までに5~6cm間隔にします。

2回目の追肥のあと、株間とプランターの縁に少量の肥料を施します。

以降は、2週間に1度を目安に追肥します。

地ぎわの根の太さが2~3cmくらいになったものから随時収穫します。

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