黒キャベツ(カーボロネロ)の育て方とコツ|ちりめん状の結球しないキャベツ

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黒キャベツ

黒キャベツは、ちりめん状の結球しないキャベツで、カーボロネロとも呼ばれ、青汁の原料で知られるケールの一種です。

葉は深い緑色をしていて、細長でまっすぐ伸び、葉の表面が凸凹しているのが特徴です。

イタリアの中央部に位置するトスカーナ地方の特産品で、トスカーナ料理ではパスタやスープなどに欠かせない野菜です。

生では繊維質が少しく、苦みやエグ味も感じますが、煮崩れしにくく、煮込むことで甘みとコクが出てくるので、煮込み料理にもよく利用されます。

ケールと比べるとほぼ同等の抗酸化力と栄養成分があり、キャベツと比べるとビタミンCや抗酸化力は数倍高く、一般的な野菜の中ではトップクラスです。

黒キャベツの育て方

生育は旺盛で、1株で40枚以上の葉をつけます。

結球はせず、次々とは葉が出てくるタイプなので、その都度かきとりながら収穫していきます。

立性で耐寒性が強く、霜が降りても生育し続け、収穫できます。

寒さに強く、病害虫も少なく、家庭菜園でも育てやすく、人気急上昇中の野菜です。

栽培時期

黒キャベツの栽培時期

※品種や地域によって栽培時期は異なります。事前に確認してください。

苗を作る

黒キャベツの苗

9cm(3号)ポットに用土を8~9分目まで入れ、3カ所に指で窪みをつけて種を一粒ずつまきます。

土を薄く被せて手のひらで軽く鎮圧し、水をたっぷりやります。

発芽までは乾燥に注意し、発芽後は毎朝水やりをします。

苗であっても害虫がつきますので、寒冷紗や防虫ネットを覆うなどして対策します。

本葉1~2枚で生育の悪い株を間引きして1本か2本を残し、本葉が5~6枚のころに畑に植えます。

畑の準備

黒キャベツを植える畝

黒キャベツは連作すると根こぶ病などの病気が出ることがあるので、できれば1年以上あけます。

苗の植えつけの2週間前に、苦土石灰をまいてよく耕し、1週間前になったら、堆肥と化成肥料を施してよく耕し、畝を立てて黒マルチを張ります。

黒マルチは、雑草の抑制や、保湿や地温を上げる効果に期待できます。

苗を植える

黒キャベツの苗を植えたところ

苗の本葉が5~6枚になったころ、2列とし、50~60cm間隔で植えます。

畝に根鉢と同じ大きさの植え穴を掘り、植え穴に水をたっぷりやり、水が引いてから根鉢を崩さないようにポットから苗を取り出し、植えます。

苗を植えつけたら、まわりの土を株元に寄せて押さえ、水やりをします。

黒キャベツの苗を植えたところ

害虫対策

アオムシ

黒キャベツはアブラナ科で、アオムシやコナガなどの害虫がつきやすい野菜です。

苗を植えたら、害虫を防ぐために防虫ネットでトンネルします。

このとき、防虫ネットの裾に土を被せて隙間をなくすのがポイントです。

それでも土の中に潜むヨトウムシなどの害虫が発生するので、こまめに観察し、見つけしだい取り除きます。

防虫ネットでトンネル

追肥

追肥時期の黒キャベツ

黒キャベツは栽培期間が長く、肥料切れすると葉が傷むので、生育をみながら追肥を施します。

収穫

収穫時期の黒キャベツ

草丈が40cm程度に伸びたら、下葉から順次摘み取って収穫します。

寒さに当たると葉の凹凸が強くなります。

収穫した黒キャベツ

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