家庭菜園日記 -東京の畑-

家庭菜園が大好きなサラリーマンです。夢だった広い畑をお借りして、手探りながらも、どうにかこうにか野菜の栽培を楽しんでいます。

2020年 家庭菜園日記

秋ナスを作ろう

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一般的に秋ナスを狙って作るには、更新剪定を行います。

株が疲れたところで枝を切りこみ、新たな枝を出させて実をつけさせるのです。

と、ほとんどの本に書いてありますし、私のサイトでもそのように書いています。

しかし、これが難しい。

思うようにできないし、うまく出来ているのを私はまだ見たことがないです。

そんなことを、農家さんと話していたら、このように教えてくれました。

「秋ナスを狙って作りたいなら、苗を遅く植えればいいよ。」

「遅く種をまいて苗を作って畑に植える」

「若い元気な株は秋でもみをたくさんつけるよ」

「苗作り中は畑の邪魔にならないし、更新剪定よりも効率がいい」

これを今年は試してみようと思います。

「秋ナスは嫁に食わすな」の意味は?

秋にとれるナスは美味しいから嫁に食わしたらもったいない!

このほかにもいろいろな説があります。

夏に旬を迎える野菜は体を冷やすから体によくない。

アクが強いから体に障る。

種が少ないから子宝に恵まれない。

おいしいから嫁に食べさせたくなかったのか、嫁の体を気遣ってのことだったのか...。

そもそも秋ナスはおいしい?

秋ナスはおいしいは有名ですが、そもそもどうして秋ナスはおいしいの?と疑問に思います。

夏が旬のナスが、なぜ秋になったら美味しくなってくるのか。

なぜ秋ナスがおいしいのか、調べてみました。

とくに味が変化するわけではなく、夏にとれるナスと比べて果肉と皮がやわらかく、果肉が締まっていることから、秋ナスはおいしいとなるようです。

じっさい、ツイッターでみなさんに質問してみたところ、秋ナスの方がおいしいという意見をたくさんいただきました。

秋は株が衰えてよい実がとれなくなりますので、逆に皮がかたかったり、実がかたかったりします。

そこで、苗を遅く植えれば、衰えることなく、秋まで美味しい実がとれるはずなのですが、果たして結果はいかに。

あえて遅れて種まき

秋ナスを作るべく、6月7日 遅らせて種をまきます。

ナスの種

種はネットで注文して届きました。

品種は定番の「とげなし千両2号」です。

ナスの種まき

ポットに種を2~3粒まき、苗を作ります。

気温はじゅうぶん上がってますので、苗づくりは難しくないはずです。

8月中旬に定植、9月初旬から収穫、11月中旬ごろ前の収穫を狙います。

6月17日 植え替え

植え替え

ポット節約で1ポットに2~3粒種をまいていたので、1ポット1株に植え替えました。

7月2日 畑に植えつけ

ナスの苗

畑に植えつけたナスの苗

まだ苗が小さいですが、ナスとピーマンを育てて畝に、株間80cmで2株を植えました。

7月14日 活着して生育開始!

活着したナス

無事に活着しました。

7月27日 すくすく生育

すくすく生育

梅雨中で雨が多いですが、病気の様子もなく、元気に生育してます。

8月3日 1番花が開花!

1番花が開花

写真では分かりにくいですが、真ん中あたりに花が咲いてます。

10月頃に美味しい秋ナスを食べたくて育ててますが、自分でナスを種から育てて収穫したいという想いもあります。

8月13日 初物を収穫!

元気に生育中

収穫できる実

楽しみにしていた収穫です。

株は若々しく元気です。

9月3日 ぐんぐん生育!

ぐんぐん生育中

連日暑い日が続いてますが、先に植えたナスも、秋ナスを作るために後に植えたナスも、ぐんぐん生育しています。

種まきから育ててるので、あの種からここまで大きく育ったことに驚きです。

9月28日 衰えてきた

衰えてきた

ずっと元気に育っていてたくさん収穫できましたが、ここにきて気温が下がり、2週間ほど曇りと雨も続き、株が急激に衰えてきました。

天気が悪かったからか、うどんこ病や半身萎凋病などの病気もでてきてます。

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