長ネギの育て方とコツ|春から育てて冬にたくさん食べよう!

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栽培中の長ネギ

(関東地方で好まれる白くて長いネギ)

関東地方で好まれる長ネギ(根深ネギ)は、暑さや寒さに強くて育てやすい作物ですが、生育期間が長い作物の一つです。

各地に根付いた数多くの伝統品種があり、関西地方では緑の葉と白い葉鞘を食べる葉ネギが好まれ、関東地方では白い茎だけを食べる長ネギが好まれます。

長ネギの栄養

長ネギには特有の辛みと刺激臭があり、薬味として料理の引き立て役に。また、冬場の鍋には欠かすことのできない野菜となっています。

「風邪をひいたら長ネギを食べるとよい」と言われますが、これは辛みや刺激臭の成分であるアリシン(硫化アリルの一種)の強力な殺菌効果によるものです。

その他にも、白い部分には糖質、ビタミンC、カリウム、カルシウムが含まれ、緑の葉にはカロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄、食物繊維が豊富で、疲労回復や風邪の予防にも効果があると言われています。

長ネギの栽培

栽培期間が長くて手間もかかりますが、その分収穫の嬉しさも倍増です。

ここでは、白くて長いネギ「長ネギ」の育て方を紹介します。

長ネギの育て方

栽培中の長ネギ

長ネギの育て方のコツ

  • 陰干しして乾燥させた苗を植え付ける(ネダニ予防)。
  • 苗の植え付け方は、溝を掘って苗を立てかけて並べ、土を3cmほど被せて鎮圧する。
  • 土寄せは、一度に多くの土をかけすぎないように注意する。
  • ネギ坊主は見つけ次第摘み取る。

長ネギの栽培時期(秋冬どり)

長ネギの栽培時期

※品種や地域によって栽培時期は異なります。事前に確認してください。

長ネギの苗を作る

長ネギの苗は畑の一部でも作ることができますが、病害虫の心配の少ない家の庭先などでトレーやポット、プランターなどを使って苗を作った方が簡単です。

家で長ネギの苗を作る

プランターなどの容器に苗床をつくり、長ネギのタネを「筋まき」か「ばらまき」します。土を薄く被せ、水をたっぷりやります。

生育中の長ネギの苗

発芽後は、混み合ってきたら間引きし、苗の丈が20cm~30cmになるまで育てます。

丈が20cm~30cmになった長ネギの苗

畑の準備をする

同じ場所で作り続けても連作による障害がでにくい作物ではありますが、連作による病害虫の発生を抑制するためにも、できれば1年以上は長ネギを含むユリ科の作物を栽培していない場所を選ぶようにしてください。

苗を植え付ける2週間前までに、畝に苦土石灰を施してよく耕しておき、1週間前に畝に元肥を入れてよく耕し、畝を低め(10cmほどの高さ)に立てます。

苗を植え付ける

植え付け前の長ネギの苗

苗の丈が20cm~30cmになったころ畑に植え付けます。それまでに畑の準備を済ませておきましょう。また、植えつける前に苗を陰干しして乾燥させておくと、ネダニの予防になります。

畝幅90cm(以上)に鍬(クワ)で幅15cm、深さ20cmの溝を1列か2列掘ります。

掘った溝に苗を5cm間隔で立てかけて並べ、土を3cmほど被せて軽く鎮圧(手で押さえるか足で踏む)します。できれば、乾燥を防ぐために堆肥や藁を厚く敷いてください。この時、水やりは行いません。

長ネギの苗の植え付け

「追肥」と「土寄せ」をする

生育するに従って、何回か根元が隠れるくらい(4cm~5cm)の土をかけ、追肥をします。一度に多くの土をかけると生育が遅れるので、かけすぎないように注意します。

1回目:苗の植え付けから40日~50日後。
以降:3週間~1か月毎。
最終:収穫時期の一カ月前まで(茎の白い部分が隠れるところまで)。

長ネギの最終の土寄せ

長ネギの「とう立ち」

とう立ちして花が咲くと味が落ちます。ネギ坊主を見つけたら、手(またはハサミなど)で取ります。花が咲く前のネギ坊主は天ぷらで美味しく食べられます。

長ネギのとう立ち

とうを摘み取る

収穫する

最後の土寄せから一月ほどしたら収穫時期です。家庭菜園では、ある程度大きく育ってから必要に応じて収穫していくと便利です。

無理に引き抜いて収穫すると千切れることがあります。土を崩してから根元を持って抜き取ります。

収穫した長ネギ

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