よい土とは?

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よい土

おいしい野菜をつくるための作業に土づくりがあります。

よい土ができていれば、害虫や病気などのトラブルを軽減できます。

では、よい土とはどういったものでしょうか?

粒が団子状になっている土

畑の土をぎゅっと握ってみて、押して崩れないのがよい土です。

[すぐに崩れてしまう土]
土の粒がぎっしりしていて、通気性も水はけも悪い土です。

[崩れない土]
粒が団子状にくっつき、通気性も水はけもよい土です。

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水はけがよい

水はけが悪く雨が降るといつまでもぐちゃぐちゃにぬかるむ土では、野菜は根腐れを起こしてしまいます。

通気性がよい

通気性が悪いと、野菜の根は酸素不足になり窒息状態になります。

通気性のよい土では根にじゅうぶんな酸素を送ることができます。

保水性がある

水はけのよい土であっても、保水性が悪いと土は急激に乾燥してしまいます。

水はけと保水性のバランスが大切です。

酸度が適している

野菜には生育に適した土壌酸度があります。

野菜の多くはPH5.5~6.5程度の「やや酸性」の土壌が生育に最適ですが、酸性に弱い野菜もあります。

栽培を続けていると土が酸性化していき、野菜の生育が悪化します。

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栄養分がある

栄養分が不足すると、野菜の生育が悪くなり、実が小さくなってしまったり、枯れてしまうこともあります。

必要な栄養分は、元肥や追肥で補給します。

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