野菜にはそれぞれ適した日当たりや温度があり、生育に大きく影響します。
野菜に適した環境を知り、適切な場所にプランターを置いて栽培しましょう。
ほぼ1日中日が当たる場所(日なた)
日なたは、ほぼ1日中日が当たる場所で、5時間以上日が当たる場所のことです。
日陰というのは、ほとんど日が当たらない場所のことです。
野菜には日なたや半日陰、日陰を好む野菜があります。
[日なたを好む野菜]
トマト、ナス、ピーマン、オクラ、スイカ、トウモロコシ、サツマイモなど。
[やや日なたを好む野菜]
キュウリ、カボチャ、ゴーヤ、カブ、大根、人参、ジャガイモなど。
[半日陰を好む野菜]
小松菜、ホウレンソウ、シュンギク、レタス、生姜、ネギなど。
[日陰を好む野菜]
ミツバ、ミョウガなど。
ほとんどの野菜は日なたを好む
野菜は、太陽の光を浴びて光合成して、生育に必要な養分をつくり出します。
そこで、光が少ないと、徒長してヒョロヒョロとした弱々しい株になってしまい、病気や害虫に弱くなってしまいます。
とくに夏野菜と呼ばれるトマト、ナス、ピーマン、トウモロコシは強い光が長時間必要で、光が足りないと実のつきに大きく影響します。
一方で、ミツバやミョウガなど、強い光が苦手な野菜もあります。
それぞれ野菜には適した条件があるので、野菜が好む条件を知って、適切な環境で栽培しましょう。
気温にも注意しよう
野菜を育てるには気温も重要です。
トマトやナスなどの夏野菜は高温を好み、苗を気温の低い時期に植えてしまうと、枯れてしまったり、枯れなくてもその後の生育が悪くなってしまいます。
一方で、小松菜やホウレンソウなどは暑さに弱く、病気や害虫の被害にあいやすくなります。
[高温を好む野菜]
ナス、ピーマン、オクラ、サツマイモ、空芯菜、ツルムラサキなど。
[低温を好む野菜]
カブ、大根、白菜、キャベツ、シュンギク、ミズナ、小松菜、ホウレンソウなど。