市民農園で、野菜を植えてみませんか?
何を植えるか考えてみましょう。
アスパラなんておすすめです。
いんげん、きゅうり、ナス、ピーマン、オクラ・・・
こうったものは、長期戦になることが多いので、葉物を入れるのもおすすめです。
マルチを張ろう
マルチを張ることも重要です。
マルチとは、畑にかかっている黒いビニールのことです。
マルチをしておくと、雑草は生えにくいし、保湿にもなるのです。
一般的には黒マルチですが、銀色のマルチは、虫が嫌いでおすすめです。
穴あきマルチなども売っていますので、ホームセンターに買いに行きましょう。
透明マルチは、土の温度をあげたい時におすすめです。
不織布を敷こう
カラスなどを防ぐために、不織布も必要です。
カラスは食べるだけでなく、いたずらして食べなくても掘り返して遊んだりするのです。
楽しそうにいたずらされてしまうので、不織布を敷いて、虫よけや鳥よけに使いましょう。
野菜の根を知ろう
野菜の根っこは、下に深く伸びるものと、横に浅く広く伸びるものがあります。
きゅうりなどは、浅く広く根が張るので、マルチやワラで夏の強い日差しから守ってあげるといいでしょう。
根っこは、人が踏みつけることで傷つけることも結構多いのです。
そんなとき、ワラを敷けば、クッションになります。
それに腐ったら肥料にもなるんですよ。ワラはおすすめですよ。
でも、ワラは、万能なんですが、風に飛んでいってしまうのが弱点ですね。
強風の日などは、注意が必要です。注意しても飛んでいってしまうのですが・・・。
アスパラは、肥料はやりすぎぐらいでもOK
一般的に、肥料のやり過ぎはNGですが、アスパラだけは、やり過ぎてもいいのです。
植え位置の下を60センチぐらいほって、堆肥を入れてしまいましょう。
60センチは結構深いですので、なかなか大変ですよ。
アスパラは、最初の2,3年は株を大きくするために食べないほうがいいのです。
3年は続けないと、たくさん食べることはできないので、根気よく頑張ってみてください。
ほうれん草は美味しそうに育てよう
ほうれん草は、土が酸性だと黄色くなります。
それで土の状態を教えてくれるのです。そんなときは、石灰を入れて土壌を改善してあげましょう。
みるからに黄色だと美味しくなさそうですので、グリーンになるまで成長させましょう。
土壌の改善などが必要となってきます。
多年草を植えよう
アスパラとか、イチゴとか、ニラとかは、畑の同じ位置にずっと植わっています。
こういうのを多年草と呼びますね。
地上の部分が枯れても、根っこはまだ生きているのです。
次のシーズンになるとまた目が生えてきます。
みょうがなどの種類や食用の菊などもそうです。
ただ、こういうのを植えすぎてしまうと、今度は一年草を植える面積が少なくなってしまいます。
トマトなどは、本来は多年草なのですが、日本では寒くて枯れてしまい、一年草扱いになる野菜もあります。
野菜には支柱をたてよう
野菜は風に吹かれるとゆらゆらしてしまうので、支柱を立てて結んでやる必要があります。
竹でもいいのです。
棒支柱だけでなく、アーチ型の支柱棒や、トンネルの支柱棒や、オスメスの支柱棒などがあります。
長さも太さも、用途によってバラバラなのです。
結構、野菜作りにはお金がかかりますね。
最初のうちは野菜は自分で作るよりも買ったほうが安上がりです。
ですが、新鮮で安全な野菜を作るために、がんばりましょう!
あんどんをする人もいます
ビニールで強風や寒波から苗を守る、あんどんをする人もいます。
空いた肥料の袋を利用する人も多いです。
(文/渡邉ハム太郎)