イチゴやルバーブなどを使って、ジャムを作ることができます。
家庭菜園で採れたジャムなんて、考えるだけでも朝食が楽しくなりそうです。
パンなどにぴったりの自家製ジャムのできあがりです。
ざく切りにしたイチゴやルバーブに砂糖をまぶします。
そしてしばらく保管して、水分が出てくるのを待ちます。
その後は火にかけて、煮詰めます。
焦げないように煮詰まったら。レモン汁等を加えて味付けします。
砂糖は全体の60%程度を目安にしましょう。
これだけで、無添加、無着色、無保存料の天然のオリジナルジャムの完成です。
イチゴの栽培は、寒い時期がオススメ
イチゴは寒い時期を好みます。そのため、秋植えがおすすめです。
暑さと乾燥に弱いのです。
土が乾いたら、ただちに水をやりましょう。
元肥は植え付けの1週間以上前に施してあげましょう。
ペーハー6ぐらいの弱酸性の土のほうが、栽培にはあっています。
種から始めると、収穫には1年近くかかりますので、市販の苗を購入したほうがすぐに栽培できます。
イチゴは苗から小苗が出て、何年も栽培を楽しめるお得な果物です。
家庭菜園向きですが、少し初心者にはクセがあって難しいかもしれません。
家庭菜園の野菜でジャムを作ろうと思う人は中級者以上だと思いますので、工夫してイチゴを育ててみてください。
ルバーブもおすすめ
ルバーブという植物を知っていますか?
タデ科の野菜です。シベリア南部が原産地です。
日本では知名度は低いですが、海外では医療用などでも使われています。
ロシアや北欧、スイスなどの寒い地域では、家庭菜園などでよく使われています。
丈は50センチ、葉は30センチにもなる大きな野菜です。
酵素などが多く含まれており、他の食べ物の消化を助けてくれます。
カルシウムやカリウムなども豊富に含まれています。
食物繊維も多く、整腸作用があって脂肪を除去する効果があるとされています。
ジャムに適していると考えられるのは、酸味が強いからです。
加工も簡単で、煮詰めるだけで簡単にジャムにできます。
ジャムだけでなく、マーマレードやシャーベットなどに加工することもできます。
葉は美味しくないため、鳥獣害を受けにくいのです。
ルバーブは、3月下旬から4月にかけて、種まきして苗作りを行い、畑に植える方法と、根株を3月頃に株分けして植える方法があります。
苗はあまりホームセンターでは売っていないので、インターネット通販などで探すと良いと思われます。
ルバーブは健康的な多年草なので、一度植え付けておけば、数年間は収穫が可能です。
冬は葉が枯れて休眠します。夏の暑さにも強いのですが、湿度には弱いです。
よって、排水の良い土壌を選びましょう。
1年目は収穫せずに株を大きく育てます。
そして2年目の5月から6月にかけて、1回に2、3枚、葉を切り取って収穫します。
7月頃にはとう立ちし、白い花が咲きます。
ですが、花をそのままにしておくと株の育ちが悪くなります。
花は早めに切り取りましょう。
ジャムは朝食にも!色々作って毎日食べよう
ジャムはオレンジやぶどうなどでも作ることができます。
まずはイチゴとルバーブが、酸味があっておすすめです。
毎日、違う種類のジャムを食べることができれば、朝食が華やかになりますね。
とても朝ごはんが楽しみになるでしょう。
朝食だけでなく、おやつとしてパンやクラッカーにつけても美味しいジャム。
ぜひ手作りして、色々作って毎日食べましょう。
ですが、砂糖が多く含まれているため、食べ過ぎには注意が必要です。
毎朝、食パンにつけて食べる程度であれば、問題はないでしょう。
(文/渡邉ハム太郎)