プランターで野菜をつくってみよう!

野菜は、畑がなくても、広い庭がなくても、プランターひとつあればつくれます。さっそく野菜を育ててみませんか?

準備しよう

野菜ってどんな種類があるの?

投稿日:2017年3月4日 更新日:

日本では現在200種類近くの野菜が栽培されています。では、どんな種類があるのでしょう?

自分の目的にあう野菜をチョイスし、上手に育てるには、まずは野菜の種類を知ることが大切です。

食べる部位で分ける

野菜の分類方法にはいくつかありますが、実用的なのは食べる部位による分け方で、果菜類(実を食べる)、葉菜類(葉を食べる)、茎菜類(茎を食べる)、根菜類(根を食べる)の4種類です。

サイクルで分ける

すべての野菜は、発芽して成長し、花が咲き、やがて枯死するサイクルです。

このサイクルの長さによって、野菜はいくつかに分類することができます。

まず、種から発芽して、1年以内に花が咲き、種ができて枯れてしまうものを一年草といいます。このサイクルが2年かかるものを二年草と呼びます。

花が咲いて種ができても枯れることなく、毎年開花を繰り返すものを宿根草(しゅっこんそう)といいます。

さらに、種芋から育てる野菜や、球根などから育てる野菜もあります。

これらのサイクルのなかでも、春に種をまいて夏~秋に収穫するもの、秋に種をまいて冬を越し、初夏に収穫するものと細かく分かれます。

栽培難易度で分ける

プランター菜園ではつくりたい野菜をつくるのが基本です。

しかし、簡単につくれる野菜と難しい野菜があるのも事実です。

[つくりやすい野菜]
インゲン、ミニトマト、ホウレンソウ、大葉、小松菜、モロヘイヤ、ラディッシュ、小カブ、ジャガイモ、シュンギクなど。

[難しい野菜]
メロン、大玉トマト、スイカ、ネギ、ゴボウなど。

野菜を育てる前に野菜の難易度を把握して、しだいにステップアップしていきましょう。

栽培時期にあった品種

同じ野菜でも、品種によって栽培の時期を選ばないといけないものがあります。

栽培時期がずれると育てにくくなり、品種選びをあやまると収穫できないこともあります。

たとえばホウレンソウを春から育てたい場合は、春まき用の品種を選ばなくてはなりません。

栽培する地域、栽培する時期にあわせて品種を選びましょう。

固定種とF1の種

市販の種にはF1というものがありますが、F1は一代交配種のことで、ちがう品種を人工的にかけあわせた一代限りしかその性質が続かない品種です。

野菜の大きさや形がそろい、収穫までの短い、実つきや耐病性に優れるなどの特徴があり、多くのプランター菜園で利用されます。

ただし、F1の野菜は種をとっても次の世代では同じ性質をもった野菜はできないため、毎年種を購入しなくてはなりません。

これに対して、固定種や在来種と呼ばれる種は、つくった野菜の中からよいものを選別して種をとるという方法を繰り返して固定された、遺伝的に安定した品種です。

種をとって楽しみたいときは固定種の種を選びましょう。

野菜選びのポイント

野菜の使用頻度や特徴を考えて分けてみました。

[とれたてが美味しい野菜]
プランター菜園の魅力のひとつは、とれたての新鮮な野菜を味わえることです。
トウモロコシ、枝豆、インゲンなどは、収穫するとどんどん味が落ちていきます。
これらの野菜をプランター菜園で育てて味わってみたいものです。
また、レタスなどの生食する野菜もプランター菜園で育てたい野菜です。

[たくさん食べる定番野菜]
ホウレンソウ、小松菜、チンゲンサイ、シュンギク、ミズナ、大根、カブ、タマネギ、人参、レタスなど、おなじみの野菜です。
食卓にのぼることの多い野菜は、たくさんできても無駄にならないので、プランター菜園でも人気です。
ジャガイモ、サツマイモなどの保存できる野菜もおすすめです。
個性的な品種もあるので、品種にこだわってみるのも面白いでしょう。

[少しあればよい香味野菜]
少しだけあればよい香味野菜も育てておくと便利です。
大葉、パセリなどのハーブ類は、プランターで育てておくと重宝します。

[店頭に並ばない珍しい野菜]
スーパーなどであまり見かけない野菜も、プランター菜園向きです。
ズッキーニ、スイスチャード、コールラビ、ビーツ、アイスプラントなど、在来品種や新しい西洋野菜などのなかなか手に入りにくい野菜をつくってみれば、食卓にあがったときに話題になること間違いなしです。

[栄養や健康効果が注目されている野菜]
最近、健康ブームに乗り、ゴーヤ、モロヘイヤ、オクラ、ニンニクなどが健康食品として注目されています。
市販されていないものもあるので、プランター菜園で育てて利用しましょう。

-準備しよう

執筆者:

関連記事

肥料の種類と特徴を知りましょう

限られた量の土で野菜を育てるプランター菜園では、土が乾きやすいためにひんぱんに水やりをすることもあり、栄養分が不足しがちになります。 おいしい野菜を収穫するためには、土の中のわずかな養分だけでは足りな …

no image

プランターで野菜の育つ環境は?

野菜をプランターではじめて育てるとき、「どんな土を?肥料は?」など、道具をそろえることに関心が向きがちですが、そのほかにも野菜を育てるうえで大切なことがあります。 プランターで野菜を育てるには、日当た …

じょうずな種の選び方

栽培用の野菜の種は、ホームセンターや園芸店などで購入できます。 珍しい西洋野菜や伝統野菜などの種は、インターネットの通販で取り寄せることもできます。 種から育てれば、スーパーなどであまり見かけない珍し …

プランターは大きめのものを選びましょう

ベランダや庭のあきスペースでプランター菜園をするとき、まず必要なのがプランターです。 ホームセンターや園芸店などの売り場に行くと、さまざまな大きさや形のプランターが並んでいて、どれを選んだらよいか迷っ …

no image

苗は丈夫なものを選ぼう

多くの野菜は種から育てられますが、苗が入手できる野菜は苗から育てたほうが、種まきや育苗の手間を省けて楽です。 また、トマトやナス、ピーマンなどの夏野菜は、まだ寒い時期に種をまくため、種から育てるには温 …