プランターで野菜を育てるには少量の種があれば足りるので、1袋購入すると使いきれずにあまってしまいます。
あまった種は、乾燥状態を保てばまた来年もまた使用することができますので、捨てずに保存しましょう。
種の寿命
種の寿命は、野菜の種類によって異なります。
また、寿命の長さは、保存する場所の温度と湿度の影響を受けます。
温度と湿度ともに低いほうが寿命は長くなります。
[1年]
ネギ、タマネギ、人参、落花生など。
[2年]
キャベツ、レタス、トウガラシ、エンドウ、インゲン、ソラマメ、枝豆、ゴボウ、ホウレンソウ、小松菜、トウモロコシなど。
[3~4年]
大根、カブ、白菜、キュウリ、カボチャ、ラディッシュなど。
[5年]
ナス、トマト、スイカなど。
種の保存方法
種袋ごと日にあててよく乾燥させ、のりやお茶の空き缶や封筒に乾燥剤とともに入れます。テープできっちり封をして密閉し、涼しい場所や、冷蔵庫の中で保存します。
また、容器を開けると発芽率が低下するので、種まきの日まで取りださないように気をつけます。
種を使用するときは、種をまく直前に取出し、そのときに乾燥剤も取り替えておきましょう。
適切に保管しても、種には寿命があり、発芽率は年々低くなっていきます。