有機栽培では、堆肥を基本にして、追肥はあまり行わないのが理想的ですが、栽培期間が長いものや、生育が遅れているものなどは、追肥をして肥料分を補う必要があります。
追肥には、ボカシ肥料を利用するか、液肥を用いるとよいでしょう。
すぐに効果が表れる速効性の肥料として液肥があります。
ここでは簡単にできる油かす液肥の作り方を紹介します。
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ボカシ肥料の作り方
手順1
1.5Lのペットボトルに油かすと、その10倍の量の水を入れ、キャップをします。
ペットボトルは炭酸飲料のものを使用します。
キャップはゆるめておきます。
手順2
日陰に置き、そのまま1か月ほど放置し、醗酵して水が茶色くなったらできあがりです。
醗酵しているので、キャップを開ける際は吹き出すことがあるので注意します。
[使い方]
上澄み液をすくって水で200~500倍に薄め、ジョウロなどで野菜の株元に与えます。
濃度は野菜の様子を見ながら調整します。