トマトの摘芯(芯止め)は、普通は5~7段くらいでする、腕試しならしない

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トマトは背丈が高くなり、次々と実を付け、生育に多くの栄養を必要とすることから、実がたわわになる後半の時期には生育に栄養の供給が追いつかなくなり、花が落ちてしまったり、よい実がとれなくなります。

そこで、花房が5~7段までついたら、その上のところで2枚の葉を残して芯を摘んで成長を止め、栄養分を実の充実に使われるようにしてやります。

芯を止める作業を摘芯といって、生長するための養分が花や実にいくようになり、大きい実がとれます。

しかし、中盤から追肥をやや過剰気味に施して育てることで、摘芯せずにその上の段も収穫できるようになります。

また、摘芯せずに葉を茂られせることで日陰ができて、夏の強い日差しによる実の日焼け防止にもなります。

ただし、追肥を施して8段、9段に挑戦するのは、夏の猛暑はトマトの生育にとって厳しく、家庭菜園の露地栽培では環境面から見ても難しいことです。

腕試しに摘芯せずに8段、9段を狙うのも面白いですが、よい実を確実に収穫するためには、5段くらいで摘芯したほうがよいでしょう。

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