生育中の野菜の手入れ

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生育中の野菜

野菜を順調に育てるには、病害虫の防除、追肥、水やり、草退治など、収穫にいたるまでの作業が重要です。

そのほかにも、不要なわき芽をかきとる、生長点を切りつめるなど、野菜によってはこういった作業も必要になります。

病害虫対策

害虫に食害されたキャベツ

おいしい野菜は、虫たちも大好きで、芽が出たり、苗を植えつけるとすぐに寄ってきます。

また、いろいろな病気にもかかり、悩まされます。

病害虫の対策には、まずは丈夫に育てること、そして、病気や害虫を寄せつけないことです。

病害虫には、早期発見、早期対処で大切な野菜を守りましょう。

[抵抗性のある種・苗を使う]
抵抗性のある種
特定の病気に抵抗性をもつ品種があります。
また、接木苗は土壌感染する病気に強い性質を持っています。
そのようなものを利用するのもよいでしょう。

[健康に育てる]
日あたりや風通しが悪いと、野菜が軟弱になって病気にかかりやすくなります。
肥料過多を避け、株間は適切にとり、切り戻しや間引きなどを適度に行い、日当りと風通しをよくして育てます。
また、その野菜、品種に合った時期に育てることも大切です。
病気や害虫に負けない丈夫な野菜を育てましょう。

[防虫ネットを使う]
防虫ネットでトンネル
葉もの野菜など害虫に好まれる野菜は、種まきをしたり、苗を植えたあとは、すぐに防虫ネットでトンネルし、害虫の飛来や侵入を防ぎます。
黒マルチをしておくと、雨による泥はねを防止して、病気の発生を抑えることができます。

[観察する]
どんなに対策しても、病害虫の被害を防ぎきれないこともあります。
こまめに観察して、早期発見と早期対処で被害の拡大を防ぎます。

支柱立て・誘引

支柱立て

ツル性のものや、草丈が高くなり倒れやすいものは、支柱を立てて誘引してやる必要があります。

野菜は実がつくとかなりの重さになるので、太く丈夫な支柱を選びます。

実もの野菜には必ず支柱を立てましょう。

[仮支柱]
仮支柱
植えつけたばかりの苗は、30cmほどの支柱を株から少し離して斜めに差し、ひもで8の字に結んで風で倒れたりするのを防ぎます。

[1本仕立て]
1本仕立て
株のわきに支柱をまっすぐ立てます。
ナスやピーマンなどは、60~70cmほどの支柱を株から少し離してまっすぐ立て、茎を支柱に引き寄せ、ひもで8の字に結んで固定します。

[合掌型]
合掌型
支柱が斜めに交差するように立てます。
トマトやつるありインゲンなどは、2mほどの支柱を斜めに立てて2本を交差させ、横に支柱を通して固定します。

[ネット仕立て]
ネット仕立て
キュウリやゴーヤなどは、畝に沿って2mほどの支柱を立て、ネットを張ってツルを誘引します。

わき芽かき・摘芯

野菜を育てるうえで、わき芽かきや摘芯は、収量に影響する大切な作業のひとつです。

[わき芽かき]
わき芽かき
わき芽とは、葉のつけ根から伸びる芽のことです。
トマト、ナス、キュウリなどは、不要なわき芽をかきとります。

[摘芯]
摘芯
主茎の先端にある生長点を切りつめることを摘芯(てきしん)といいます。
カボチャやスイカなどは、摘芯をすることで子づるの発生を促し、収量をアップすることができます。

追肥

生育の途中に必要に応じて肥料を与えることを追肥といいます。

生育期間の短い葉もの野菜は追肥の必要はなく、生育期間の長い実もの野菜は生育途中に肥料ぎれしないように追肥が必要です。

肥料は、三要素のバランスがよいN・P・K=8・8・8の普通化成肥料がおすすめです。

株が小さいうちは株元に肥料をばらまき、株が大きくなってきたらマルチを片側だけはがして畝の肩に肥料をばらまいてクワなどを使ってよく土と混ぜ合わせ、マルチを埋め戻します。

野菜の成長に合わせて、必要な時期に必要な量を与えるのがポイントです。

水やり

畑での野菜づくりでは、基本的に水やりをしません。

ただし、夏に強い日ざしや晴天が続いて畑がカラカラに乾いているときは、水やりをします。

朝夕の涼しいときに行い、水はたっぷり与えます。

草退治

雑草

畑は放っておくと雑草だらけになってしまい、野菜の生育を妨げます。

草が小さいうちは、土の表面をクワやホーなどを使って浅く削ります。

雑草が大きくなってしまったら、カマや手で抜き取ります。

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