里芋の栽培は夏場の水やりが増収のポイント

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里芋の栽培で最も重要なのは、梅雨明け後、夏場に土壌を乾燥させないことです。

里芋は高温多湿を好み、乾燥に弱く、水が不足すると葉がしおれてしまい、灌水しても戻ることはありません。

すると、葉が傷み、芋の肥大に大きく影響します。

また、芋を肥大させるために夏には葉を大きく広げるので、たくさんの水を必要とします。

梅雨が明けて乾燥が進む頃から、株元に敷き藁などをして極度の乾燥を防ぎ、晴天が続いたら一週間に一度の間隔でたっぷり水やりをします。

水やりは、土の表面が濡れる程度の量ではなく、畝の中までしっかり濡れるようにたっぷりやりましょう。

水やりの量の目安は、1株当たり20リットルとして、畝間にたっぷりやります。

ただし、水をやりすぎると、葉がひょろひょろと伸びすぎて軟弱になり、強風などで倒れてしまいます。

畑が乾いているのを確認し、午前中か夕方に水やりします。

水やりをする時期は、梅雨明けの7月中旬以降から収穫時期までです。

梅雨の時期であっても、晴天が続いて土壌が乾燥すれば水やりします。

里芋は他の作物と違い、乾燥して葉が枯れると立ち直れませんので、特に夏場の乾燥には注意し、定期的な水やりを心がけましょう。

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