いきなり種をまいたら育たない!?種まきの前にするべきこと

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借りたばかりの畑

農園を借りた。さあ、野菜を育てられる場所が決まったはいいが、最初に何をすればいいだろうか?

ならば、さっそく野菜の種をまいてみようと思われるかもしれません。

しかしながら、野菜は種をいきなりまいたのでは、うまく育たないケースが多いのです。

なぜ、うまく育たないのか?その原因は、もしかしたら整備されていない畑にあるかもしれません。

できるだけスムーズな生育へとつながるように、種まきの前に畑の準備をしっかりと行い、家庭菜園のスタートを上手に切りましょう。

雑草を取り除いて耕す

畑を耕す娘

まず最初にしなくてはいけないのは、畑の雑草を取り除いて耕すことです。

雑草を取り除かないと、野菜に悪い影響を及ぼすことがあります。

  • 雑草によって日光がさえぎられてしまう
  • 野菜に与えた肥料や水を雑草にとられてしまう
  • 害虫の発生や誘引の原因になる

とくにスギナは生育が旺盛で厄介な雑草です。広く張ったスギナの根をすべて取り除きます。

スギナ

(スギナ)

通路には防草シートを張るなど工夫して、雑草の発生をできるだけ少なくします。

防草シート

雑草を取り終わりましたら、クワを使って耕します。

耕すことで土がやわらかくなり、通気性や排水性が良くなります。通気性や排水性が良くなれば、病気の発生の抑制になります。

健全な土壌では、野菜の根が元気に良く育ちます。

雑草をとって耕した畑

畝の大きさと位置を決める

前述の作業で畑らしくなってきました。次に、畝のサイズと位置を決めます。

畝のサイズと位置を決める上での注意点は次の通りです。

  • 畝の方向は生育の良い南北が望ましい。
  • 畝間が狭いと作業が大変になるため、通路はできるだけ広くする(30cm以上)。

畝は一度立てると、あとから変更するのは難しいです。先のことも考えて、慎重に決めます。

農園を借りた場合の畝

市民農園のような農園では、畑の広さは概ね15㎡(3m×5m)から30㎡(5m×6m)です。

そのような広さの畑では、以下のような畝の配置をオススメします。

広くない畑での畝の大きさと位置

畝を小さくたくさん仕切ることで、どの畝でどの野菜を育てるかなど、計画を立てやすくなります。

広い畑を借りた場合の畝

地主さんからお借りするような広い畑では、以下のような畝の配置をオススメします。

広い畑をお借りした

広い畑では端から端まで長い畝を立てるのが一般的です。畝を科別に分けてローテーションすることにより、連作障害を回避できます。

種まきの2週間前からの準備

種まきや苗の植え付けを行う2週間前くらいから、種まきや苗の植え付けの準備を行います。

1.(2週間前)苦土石灰を施す

種まきや苗の植え付けの2週間前、畝に苦土石灰を撒いてよく耕します。苦土石灰を施すことにより、酸度を調整します。

苦土石灰を撒いたところ

2.(1週間前)堆肥と元肥を施す

種まきや苗の植え付けの1週間前、畝に堆肥と元肥を入れてよく耕します。堆肥を施すことにより、保水力のある水持ちの良い土になります。

堆肥を入れたところ

3.黒マルチを張る

最後に畝に黒マルチを張り、種まきや植え付けまで土を寝かせます。マルチを張ることにより、保温や保湿、雑草の抑制の効果に期待できます。
※野菜や状況によってはマルチを張らない方が良い場合もあります。

マルチを張って穴をあけた畝

次はいよいよ種まき!

以上で種まき前の準備は終わりです。いかがでしたか?

畑を借りれた嬉しさから、ついついすぐに種まきをしたくなります。しかし、準備のされていない畑に種をまいても野菜はうまく育たないものです。種まきの前に準備をしっかり行うことは、とても大切なことです。

クワの扱いや畝立て、マルチ張りに苦労されたことと思います。作業を重ねて要領を得てしまえば、割と簡単に早く作業できるようになります。

発芽

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