葉大根の育て方とコツ|短期間で収穫でき、栽培も容易

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葉大根

葉大根は、葉はやわらかく、毛じ(産毛)が少ないのが特徴で、葉を利用することを目的とした品種です。

食べ方などは菜物野菜と同じで、サラダ、漬物、炒めもの、ふりかけ、汁物など、いろいろな料理に利用できます。

短期間で収穫でき、栽培もやさしいため、家庭菜園に向いている野菜です。

葉大根の栄養

葉大根の葉は栄養価の高い緑黄色野菜で、カロテン、ビタミンCを多く含み、ほかにカルシウム、カリウム、鉄分も多く含みます。

葉大根の育て方

葉大根は冷涼な気候を好み、寒さにも暑さにも強く、周年栽培が可能ですが、秋まきが育てやすくておすすめです。

栽培は容易で、生育が早くて種まきから約一か月で収穫でき、葉が立ち性で密栽培もできます。

時期をずらして種まきをすれば、長く収穫することができます。

概要

生育温度 20~25℃。
連作障害 あまり出ない。できれば1年あける。
育てやすい品種 葉太郎、ハットリ君、葉美人など。
元肥 苦土石灰と元肥を入れる。
種まき時期 3月中旬~10月中旬。
種まき方法 畝幅:90cm。
マルチ:しなくてもいいが、した方が管理が楽に行え、防寒対策にもなる。
種まき方法:条(すじ)まき。
条間:15~20cm。
栽培中の管理 害虫対策:防虫ネットでトンネルした方が安心。
間引き:本葉2~3枚ごろまでに株間を5cmに間引く。
収穫 20~25cmくらいになったものから順次収穫。

ポイント

  • 弱酸性の土壌を好むので、アルカリ性に傾かないように注意する。
  • 20cm程度の深さまで耕しておく。
  • 防虫ネットでトンネルして害虫を防除する。
  • 収穫が遅れると葉や茎がかたくなるので、早めに収穫する。

栽培時期

葉大根の栽培時期

※品種や地域によって栽培時期は異なります。事前に確認してください。

周年栽培が可能ですが、秋まきが育てやすくておすすめです。

育てやすい品種

葉太郎、ハットリ君、葉美人など。

[葉太郎]
暑さ寒さに強く、作りやすい品種です。
葉の枚数が多く、やわらかで歯切れがよく、風味豊かです。

[ハットリ君]
葉はやわらかで歯切れがよく、苦味が少なくて食味に優れます。

[葉美人]
生育期間が短くてつくりやすく、幅広い期間栽培できます。
独特の風味みがあります。

畑の準備

畝を立てたところ

連作障害のでにくい野菜ですが、できれば1年以上栽培していない場所を選びます。

酸性には比較的強いほうですが、酸性に傾いた土壌では石灰を施し、土壌酸度を調整します。

葉大根は葉の利用を目的とする品種ですが、根が土中に長く伸びていきますので、土壌は20cm程度の深さまで耕しておきます。

種まきの2週間前に苦土石灰をまいて耕し、1週間前になったら堆肥と化成肥料を施して深く耕し、畝を立てて黒マルチを張ります。

黒マルチは、雑草の抑制や、地温を上げる効果に期待できます。

種まき

葉大根の種まき

マルチを15から20cm間隔ですじ状にカットし、切り込みに支柱などを押し当てて浅い溝を作ります。

溝に2~3cm間隔で種をまき、土を被せて軽く鎮圧し、水をたっぷりやります。

葉大根の種は嫌光性なので、光が当たらない方が発芽率がよくなります。

害虫対策

防虫ネットでトンネル

葉大根は、生育期間が短く、害虫の被害を受けにくい野菜ですが、アブラムシ、アオムシ、黒いイモムシ(カブラハバチの幼虫)、コナガなどの害虫が発生することがあります。

生育初期に葉を食害されると生育が著しく悪くなるので、防虫ネットでトンネルした方が安心です。

間引き

間引きした葉大根

本葉2~3枚ごろまでに株間を5cmに間引き、背丈が20cmほどになるまで育てます。

間引いた株は捨てずに、サラダやみそ汁の具などに利用します。

収穫

収穫適期の葉大根

葉大根の生育日数は、夏で20日、冬で50日くらいです。

大きさが20~25cmくらいになったものから、順次収穫していきます。

収穫が遅れて25cm以上になると葉や茎がかたくなるので、早めに収穫します。

根も食べられるので、手で株をしっかり持ち、引き抜いて収穫します。

根には辛みがあるので、大根おろしや煮物などに利用しましょう。

収穫した葉大根

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