病害虫対策をしよう

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自然環境はとても厳しいものです。

そんななかで野菜を作っていくには、病気や害虫と戦う必要があります。

専門でやってる農家の方ですら、完全無農薬栽培は難しいのです。

はじめからそれに挑戦するのは、ちょっとハードルが高すぎるといっていいでしょう。

ですが、農薬はできれば使いたくないものですよね。

かかってしまった病害虫に対しては、仕方なく農薬を使用しましょう。

ですが、環境に配慮した天然成分の農薬などもあります。

それを優先的に使用しましょう。

通常の農薬を使用する際にも、回数や量を守っていれば大丈夫です。

減農薬を行うために病気に強い品種を選ぶこと

農薬を減らした野菜を栽培するためには、まずはじめの第一歩として、病気に強い品種を選ぶ必要があります。

耐病性品種、抵抗性品種の種を選び、病気に強い台木に穂木をつないだ、接木苗を選ぶといいでしょう。

また、輪作するのも病害虫対策となります。

同じ品種の野菜ばかり作らず、相性の良い野菜やハーブをたくさん作ることで、病害虫の予防になります。

芽が出て花が咲いたら

畝に防虫ネットや寒冷紗で覆うことによって、蝶や蛾がたまごを産み付けるのを防げます。

ある程度大きくなってきたら寒冷紗をはずして、苗を間引きすることも重要です。

アブラムシには、てんとう虫が効きます。

そうした生物や植物を使った防除方法を使うこともできます。

土の中のセンチュウの密度を減少させるマリーゴールドのような植物もあります。

また、微生物農薬なども、野菜の種類や病害虫の種類によって、選ぶことができます。

農薬を使わずに野菜をとれればいいのですが、綺麗で食べやすい野菜をたくさん収穫したいのであれば、農薬は頼りになります。

日本の農薬取締法はとても厳しいので、農林水産大臣の登録を受けた農薬を、正しい使い方を守って、散布しましょう。

季節の野菜を選ぶこと

まずは、家庭菜園の季節に応じた野菜を選びましょう。

栽培時期や栽培期間を考えて、連作障害を防ぐように、輪作する栽培プランを考えることが重要です。

適切な時期を選ぶことで、丈夫で病気にも強い野菜を収穫することができますし、収穫量もアップします。

連作障害とは、同じ場所で同じ野菜を育てることによって、病気などの被害が発生しやすくなる現象です。

プランター栽培の場合は、土を全部入れ替えることで防げます。

畑の場合は、畑を4箇所程度のブロックに分けて、野菜の栽培時期や栽培期間を考えてローテーションを組むことで、連作障害を防げます。

最初のブロックでナス科の野菜を栽培し、栽培が終わったら、次にウリ科を栽培します。

その野菜が終わったら、ナス科、ウリ科以外の野菜を栽培します。

最初のナス科は次々と他のブロックに栽培箇所を移動させ、次に最初のブロックでナス科を栽培するまで、4年から5年程度の輪作を行います。

市民農園などでスペース的に連作ができない場合は、土づくりをちゃんとすることで連作障害を防ぐことができます。

なにはなくとも、まずは土です。

野菜と連作障害

トマトは、青枯病(あおがれびょう)、萎凋病(いちょうびょう)
ナスは、青枯病、半身萎凋病(はんしんいちょうびょう)
きゅうり、スイカ、メロンなどは、ツル割れ病、センチュウ
ピーマンは、立ち枯れ性疫病、ネゴブセンチュウ
エンドウは青枯病
小松菜、キャベツ、白菜は、ネコブ病

などにかかりやすいので注意が必要です。

野菜を出来る限り減農薬で育てる

野菜は病気に強い品種などを選んで、適切な土づくりを行い、出来る限り少ない量の農薬を使うことで、安全かつ美味しく、たくさん収穫することができます。

完全無農薬は難しいものですので、まずは市販の農薬を使って、家庭菜園に慣れましょう。

(文/渡邉ハム太郎)

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