マルチは色を使い分けて上手に栽培

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マルチ、マルチングとは、土の表面をポリエチレンフィルムなどで覆うことです。

覆う素材をマルチと呼ぶこともあります。

一般的に、マルチは地中の水分を確保し、肥料の流出を抑えます。

そして土が固くならないようにして、病気の発生が少なくなるなどの効果があるので、使っている人は多いのです。

マルチにはさまざまな色や種類があります。

色を使い分けて、上手に栽培しましょう。

マルチには、白、白黒ダブル、銀色、緑、黒、透明、などがあります。

白マルチ、白黒マルチ

白黒マルチは、光に対して効果を発揮します。

白色は光の反射性が強いのです。

そして黒色は、遮光性が高いですよね。

これによって熱気を遮断します。

地熱を抑制する効果があるのです。

水分を適度に保持することができ、肥料が流れ出ないようになっています。

裏面の黒色は、雑草を予防する効果もあります。

白マルチは、主に地熱の上昇を予防します。

熱が抑制されるので、覆わないよりは若干ですが地温が高くなります。

ですが、土壌が乾燥していると、白マルチのほうが地温が下がったりもします。

白黒マルチは白のマルチに黒マルチを裏打ちしたものです。

白の単体よりも透過率が低いので、地温は下がります。

雑草の抑制効果もあります。

ただし、白単体だと、光を通してしまうため、雑草はそこそこ生えてしまいます。

銀色マルチ

夜間の地表面からの放射冷却をおさえるため、シルバーのほうが地温は高くなりがちです。

また、銀色のマルチも、光をそこそこ通すため、雑草は割りと生えてしまうかもしれません。

銀色のマルチは、防虫に最適です。

シルバーの輝きが虫を寄せ付けないようになっているのです。

アザミウマ類やアブラムシなどの防虫効果があります。

そしてウイルスなどの病気を予防します。

適度な水分を保持してくれますし、肥料の流出を防いでくれます。

シルバーマルチは雨も入りにくく、トマトなどに最適です。

銀色マルチは、温度が上がりすぎなくて最適です。

黒マルチ

黒マルチは、秋や冬に地温を上げるのに最適です。

熱をこもらせる効果があるからです。

雑草を防止してくれます。

紫外線の強い地域でも適しています。

光の吸収が良いため、土が温まりやすいのです。

そして保温性も高くなります。

黒マルチは安いので、一般的に普及しているマルチです。

マルチがいらないケース

ナスなどはマルチが不要です。

水がたくさん必要だからです。

わざわざマルチを持ち上げて水やりするのは大変なので、ナスにはマルチは不要です。

マルチを使って野菜を守ろう

マルチは、主に防虫や雑草を抑制する効果があります。

また、夏場は地熱が上がりすぎないためにも、冬場は地表の温度を守るためにも使われます。

マルチは雑草よけに良いので、よく使われています。

白、黒、銀色だけでなく、表面が白や銀で、裏面が黒のダブルマルチなどもあります。

単価は長さ200メートルで1000円程度で販売されています。

黒マルチはポリエチレンなどでできているため、とても安価です。

土壌などからの水分の蒸発を防いでくれます。

土壌も跳ね返らないので、収穫物が汚れずにすむという特徴もあります。

ただし、短所もあります。

めくってわざわざ追肥をしなくてはならないなど、シートで覆っているため何か作業をしようと思ったら手間がかかるのです。

それに、使用後はゴミが出てしまいます。そして、しっかりと押さえつけておかなければ、風で飛ばされてしまいます。

特に小さな植物を覆っているときは注意が必要です。

そうしたデメリットもしっかりとおさえながら、マルチを上手に使いこなしましょう。

(文/渡邉ハム太郎)

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