冬の間に土づくりをしよう!

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家庭菜園における土づくりはハードです。

まず、家庭菜園は面積的に広くありません。

そのため、そこに多種多様な野菜を頻繁に作つけするため、土は野菜畑に比べると、相当消耗しています。

土の生産力を意味する地力は、そうとう落ちていると考えていいでしょう。

この地力を補って、増強して、野菜づくりに適した状態に改良してあげなくてはなりません。

野菜づくりに適した土は、水はけがよく、適度な空気を含んでいます。

また、水持ちがよく、病原菌や害虫がおらず、肥料分が豊富であることなどが挙げられます。適度な酸度も必要です。

肥料は堆肥によりますが、他は耕すことで良質な堆肥を使うことによって、実現できます。

畑起こしは、冬場がもっとも適しているでしょう。

野菜の家庭菜園は、冬休みで空き地が多く、耕せる面積割合が大きいため、掘り起こした土を厳しい寒気にさらすことによって風化させます。

そして害虫や病原菌、雑草などの発生を防ぐことができるのです。

土をじょうずに耕す方法

土をじょうずに耕す方法としては、畑全面に、石灰または苦土石灰を撒きます。

土が7、8割見えなくなるまで均一に撒きます。

それから、30センチの深さをクワやシャベルで耕します。

石灰の量は、野菜の種類によって、ペーハーを調べて加減します。

耕した後は、土の表面の凸凹をそのままにしておきます。

そして雨風にさらして、風化をうながします。

冬の間を利用して、落ち葉や枯れ草、わらなどを利用して、積み重ねて良質な堆肥をできるだけたくさん作っておきましょう。

春になったら、畑全面にこれを撒いて、もう一度耕して堆肥を土に混入させます。

このように段階的に土づくりを行っていくと、土壌は次第に団粒構造となります。

空気や水を適度に含み、余分な水は排水され、野菜の根が健康的に育ちます。

良品多収のしっかりした基礎固めができるようになります。

良質の堆肥をほどこそう

野菜の土地のパワーである地力は、栽培を重ねるごとにパワーダウンしていきます。

健康的な野菜をつくるためには、常にこの地力をおぎなって増強してやる必要があるでしょう。

その基本となるのが、良質の堆肥をほどこすことになります。

堆肥をほどこすことで、土壌は単粒構造から団粒構造に変わります。

それによって水持ちや排水が良くなります。

野菜の根には適度な酸素が与えられて、根が順調に伸びてくれます。

微量成分を含んだ肥料分もほどこされます。

そのため野菜がよく育ってくれます。

また、堆肥をエサとして微生物も増えるので、健康的な野菜づくりに役立ちます。

そして、ホルモンを分泌して根の成長を助けてくれたり、病原菌をおさえてくれたりなどの役目もあります。

野菜に病害虫への抵抗力をつけるなど、また、センチュウをおさえるなどの効果も、期待できるのです。

冬で暇な時は、材料を確保して、早めに堆肥を作りましょう

肥料には、枯れ草、落ち葉、ふんなどの粗大有機物を使います。

これらは、糖類やタンパク質が含まれています。これを微生物が分解して、堆肥となってくれます。

微生物がうまく働く状況をつくりましょう。

補助材料として、油粕、米ぬか、鶏ふんなどを加えて、さらに水を追加することによって、材料を踏み固めていきます。

堆肥が完熟すると、有機材料が中まで色が黒くなります。カビのにおいがします。

握ってみるとしっとりとした感じがします。べとついていたり、腐ったにおいがしたり、握ってガサガサするのは未完成です。

その場合は、さらに手入れして、完全な堆肥に完熟するように待つことも重要です。

冬の間は、時間も取れるので、堆肥作りに最適です。

(文/渡邉ハム太郎)

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